こんにちは、らんまるクロです。
毎日、暑いですねー。
娘の部活が午後からなのですが、めちゃくちゃ暑いので
日傘をさして行けと言ったら
「おばさんくさい」とブツブツ文句を言いながら行きました。
熱中症が心配ですが、女子的にはイケてないんでしょうね。
さて、中学生になり早くも1学期が過ぎ
夏休みになりました。
娘は、家から歩いて10分の公立中学校に通っています。
我が家がある地域の小学校では、中学受験をする人はほぼおらず
クラスに一人か二人くらい。
ほぼ全員が、同じ中学に行くイメージです。
とはいっても、世の中の流れ的には「中受ブーム!!」
親はできるだけ子どもに「いい教育を!!」とか
「高校受験はしないで、のびのびとした学生生活を!!」
とか考えますよね。
私も、考えました。
近くにいい学校があれば、我が子も・・・と思っていました。
でも、やめました。
中学受験を選択しなかった理由
①単純に近くに中高一貫校がなかった
家から駅までが遠くて通学が不便
12歳の子どもに電車通学させる度胸がなかった
②娘の勉強のヤル気が全くなかった
精神的に未熟なため、受験に耐えられるとは思えなかった
③受験で力を使い果たし、中だるみすると思った
娘の性格からいって、高校受験がないと大学受験まで勉強しない危険あり
④友達と同じ中学に行きたいと言われた
仲の良い友達と同じがいいよねー
⑤公立中学には給食がある
せっかく税金払ってるんだから活用しないと・・・
給食様、いつもありがとう!
⑥夫の地元でもあり、娘の地元としての交友関係を大切にしてほしかった
我が家は夫の実家の隣
つまり、夫の地元で娘も夫と同じ小学校と中学校。
ずっと住んでいる人や、家族で事業をやっている人が多く
何世代も変わらす暮らしている人が多い。
大人になった時に地元の繋がりがあった方がいいかな、と。
娘はひとりっ子なので、私たちがいなくなった時
助けてくれる友達が地元にいた方が良い。
そして、これが一番の理由
「世の中には様々な人がいることを知っていてほしい」
お勉強ができる中学校に行ける子たちは
ある程度、親の経済力があり、子どもたちも受験に対応できるぐらい
精神的にもしっかりしていると思います。
もちろん、その中で切磋琢磨することはとても良いことだと思います。
でも、そこに行けるのって
世の中の10%ぐらいなんですよね。
つまり、その他90%の子たちのことを知らないってことです。
世の中のほとんどの人が、その他90%なのに
日本のトップの10%の子どもが、その他90%を知らないのって
ちょっと危険じゃないですか?
子どものうちから、同じような家庭環境の子どもと過ごす必要あるのかなー
って個人的には思います。
あくまで、個人的にはですけど。
公立の中学では、様々な家庭の子どもが来ています。
子どもたちは、まだ家庭の事情も大人の事情も子どもの事情も関係なく
子どもたちのありのままで、楽しく過ごしています。
障がいのある子も、不登校の子も、外国人の子も
性的マイノリティーの子も、母子家庭の子も
家が貧しい子も、家が裕福な子も
勉強が全然できない子も、ずば抜けて頭がいい子も
同じ教室で過ごしているんです。
これって、最強だと思うんですけど。
娘には、様々な環境で色々な考えや人がいるってこと
世の中の全体をしっかりと見ていける人間になってほしいです。