突然ですが、私は今年40歳になります。
39歳の現在、特に体に不調はなく元気に過ごしています。
むしろ、20代の時よりも調子がいいくらいです。
こんな私ですが、30代に突入したころ、あらゆる不調に襲われました。
iga腎症を発症したのも30代の始めでした。
iga腎症発症よりもっと前のこと、30歳になった頃のはなしです。
その頃は結婚したばかりで、職場も転勤になり環境の変化が著しかった時期です。
ヨガのDVDを見ながら、家で体操していました。
そんなある日、太ももがひきつるような痛みを感じました。
気のせいか、と思っていましたが日に日に痛みが増していきます。
お尻から太もも、ふくらはぎにかけて痺れるような痛み。
足の小指がビリビリしています。
ひどい時は、歩くのも困難で休み休みじゃないと歩けませんでした。
腰と足が痛くて、仰向けで寝ることができなくなりました。
さすがに、これはおかしいと思い整形外科を受診したところ
座骨神経痛
と診断されました。
座骨神経痛とは
坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」がさまざまな原因によって圧迫・刺激されることであらわれる、痛みやしびれなどの症状のことを指します。
私の症状は、お尻の痛みと太ももとふくらはぎの痺れ、つるような痛み、足先のチリチリした痛みでした。歩行も、しばらく歩くと痛くてツライ感じでした。仰向けの姿勢をすると、腰が浮いてしまい足がビリビリ痺れました。
整形外科での治療
最初に受診したのは整形外科でした。
思い切り軽いノリで座骨神経痛の診断をされました。医者にとっては、よくある症状なのでしょう。まずは、保存療法(手術はしないで様子をみる)でいきましょう、となりました。
整形外科の治療としてやったのは
①電気
②牽引(首や足を機械でひっぱり、ゆがみを整える治療。ヘルニアの人がよくやる)
③マッケンジー体操の指導
整形外科で、機械で引っ張られるのは、なんか情けなかったです。周りは、年よりばかり。まだ30歳になったばかりなのに、一体なにやってるんだ、と虚しさでいっぱいになります。電気も同様です。
マッケンジー体操は、腰痛改善の代表的な体操です。特に椎間板ヘルニアの人に推奨される体操です。
やり方としては、うつ伏せになり、腕だけ腕立て伏せの上体で腰を反らします。この姿勢をキープし、数回繰り返す運動です。
このマッケンジー体操、通常やる分には問題ない体操なんですが、腰痛の人にはかなり痛い体操です。我慢が必要です。
私も整形外科にやりなさいと言われたのでやりましたが、根性ないし、痛すぎて無理でした。腰痛を治す体操なのに、腰痛の人にはできない体操となっております。
マッケンジー体操、正しくやれば良くなるかもしれませんが、私は余計腰を痛くしてしまいました。
はり治療に挑戦
整形外科の牽引とマッケンジー体操は全く効果ありませんでした。
打ちのめされ、次は違う整形外科の「はり治療」に挑戦しました。
「はり治療」はその名の通り、体にハリを刺します。痛くはなかったです。
「はり治療」も、継続すれば効果あるのでしょうが、当時の私は早く痛みから解放されたかったので即効性を求めていました。即効性という点に関しては、イマイチでした。スッキリはするけど、痛みはなくなりませんでした。
しかも、お金がかかるので続けるのは無理、となり3回ぐらいでやめてしまいました。
近所の整体で電気とマッサージ
治療にお金も時間もをかけたくなかったので、保険適用される整体に行きました。
そこの整体は、流れ作業で電気とマッサージを行います。
マッサージは、適当な感じでした。
こちらもしばらく通いましたが、効果は芳しくなかったです。
MRIで椎間板ヘルニアが判明
整形外科以外の治療を試みている間にも、整形外科には通っていました。
全く改善しないので、保存療法から次のステップへ移るべくMRIを撮ることになりました。
結果、椎間板ヘルニアが判明しました。
原因がはっきりしたものの、一生この痛みに耐えなきゃならないのかと目の前が真っ暗になりました。
次の治療のステップは「ブロック注射」と「手術」です。
ですが、どちらの治療も怖くて気が進まず、整形外科に行くのすらやめてしまいました。
治療難民となった私は、ネットで座骨神経痛に関する情報を検索しまくりました。完全に迷走しており、藁にもすがる思いで、とある行動に走ってしまいました。
とある行動とは、いかに?!
次回に続きます。