前回のおはなしです。
座骨神経痛の治療がうまくいかず、いい方法はないかとネットを検索する日々。
藁にもすがる思いでとったある行動とは・・・
「絶対治る腰痛」的な、怪しい自己啓発本を購入
ネットで腰痛や座骨神経痛が完治した体験談を読んでいると、「この方法で必ず治る」といった自己啓発本らしきものに誘導されます。
何ともないときは怪しいと思いスルーしますが、心が弱って追い詰められていたため、まんまとその落とし文句にひっかかってしまいました。人の弱みのつけこんだ上手い商売です。
ちなみに、その腰痛の本は確かDVD付きで2万ぐらいだったと記憶してます(恥の思い出なので処分してしまいました)
その本の内容は、やっぱり体操でした・・・。
だから、痛くて体操できないんだってば。
あと、その本を書いた人のセミナーが開催されていました。当時は行きたいと思ったのですが、家から遠くて行けませんでした。行かなくて本当にヨカッタ・・・と今は心から思います。怪しすぎます。
当然のことながら、その本で座骨神経痛は治ることはありませんでした。
腰痛は<怒り>であるという本との出会い
怪しい自己啓発本まで買ったのに、痛みは全く消えずストレスを抱えた日々を送っていました。
足も腰も痛いのに、仕事は行かなきゃいけない、家事はやらなきゃいけない、毎日が辛くて絶望的で夫にあたって泣いていました。
常に「座骨神経痛」のことが頭から離れません。
そんなある日、たまたま行った本屋でこんな本を立ち読みしました。
腰痛は<怒り>である 作者 長谷川淳史
この本の内容は、当時の私にとって衝撃的でした。
腰痛は「不快な感情との直面を避けるために生じる心身症」であると解説しています。
簡単に言うと、腰痛には何らかの心理的ストレスが関係している、というのです。
今まで、整形外科で電気をあて、体を引っ張られ、はりを刺し、痛みに耐えながら体操してきました。誰ひとり、ストレスについて言及する人はいませんでした。
ふと思うと、私がこんなに苦しんでいるのに、誰1人親身になって治療してくれる人はいませんでした。おざなりにも程がありました。
整形外科とはりと整体以外にも、会社の健保や、他の整体にも行きましたが、どこもみんな言うことは同じです。誰も絶対治るよって言ってくれません。もう、誰も信じられなくなっていました。
ちゃんと患者と向き合うところを探すと決意
その頃は、座骨神経痛もありましたが、同時に不妊治療も行っておりストレスはマックスでした。
このままだと、妊娠もできないと思い「ちゃんと患者と向き合って適当な治療をしない医療機関」を探すことにしました。多少、高いお金を払ってでも絶対に治そう、そう決意しました。
またしてもネットで検索する日々でしたが、もう自己啓発本は買いません。
そして、家から2駅ほど離れたところに口コミのかなり良いカイロプラクティックの医院がありました。カイロプラクティックは胡散臭いイメージがありますが、ダメもとで行ってみることにしました。
なんとそこでの出会いが、いい方向に導いてくれたのです。
次回、涙の最終回!(調子にのりました)