ご無沙汰してます、らんまるくろです。
ブログの更新が、1ヶ月ぶり!!
この1ヶ月は、母の体調不良にブンブン振り回されていました。
気持ちも、時間もせわしなくて記事を書く気になれませんでした。
まだ母の体調不良は相変わらずなんですが、実は、一筋の希望が見えてきたんです。
母の病状である「自立神経失調症」
その原因がなんと・・・
自律神経に全く関係ないと思われる「上咽頭」からきていました。
「慢性上咽頭炎」って知っていますか?
慢性上咽頭炎とは、上咽頭が慢性的に炎症を起こしている状態です。
「上咽頭」は、鼻の奥と喉の間にあるんですが、あんまり馴染みのない器官ですね。
何故、そこに行き着いたのか・・・。
それには、この1ヶ月の出来事を順を追ってお話ししなければならないですね・・・。
(遠い目)
母のめまい発症から現在の様子まで
母は、4年前からめまいがあって、「自律神経失調症」と診断され心療内科にお世話になっていました。
良くなる時もあったのですが、父が余命宣告されて去年の9月に亡くなってからは悪化の一途を辿っていました。
今年に入ってからは、めまいに加えて、悪心(気持ち悪い)車酔いのような感じがずっと続いており、食欲もなくなっていました。
心療内科で処方された大量の薬を飲んでも、良くなるどころか悪くなる一方。
母は、心療内科を変えました。
それが1ヶ月前です。
医者を変えて、薬を減らしました。
そして、大した診察もしないで軽く出された抗うつ薬を飲んだところ・・・。
激しい副作用により、自転車で転倒して怪我をしました。
激しいふらつきや、悪心が薬の副作用だと気付かずに飲み続けました。
母は、抗うつ薬の副作用を説明されていなかったみたいです。
その結果、最高に体調が悪くなってしまい、寝たきりとなってしましました。
体調不良の原因・・・。もしかして薬の副作用と離脱症状かも??
以前から、めまいで具合は悪そうだったけど、寝たきり、という程ではありませんでした。
何とか一人で生活できたし、仕事や習い事にも行けていました。
突然医者を変えて、薬を変えてから体調悪化したとしか思えません。
母は、めまいがひどくなり、どこか体の具合がもっと悪くなったのではないかと心配して夜もよく眠れなくなりました。
私は、母が飲んでいる薬歴を一つ一つ調べました。
そうしたら案の定、母が飲んでいたのは、抗うつ系のSNRIの代表的な薬で、イフェクサーとサインバルタという薬でした。
この薬は、効果がある人にはいいんですが、母のように副作用が出やすいタイプだと、飲み始めの副作用がすごく大変らしのです。
母は、イフェクサーを飲んでふらつきで怪我をし、サインバルタで、物凄い吐き気とふらつきで、大変なことになりました。
それに加えて、ホットフラッシュのような症状や寝汗、手の震えなど、子供(私)から見て、「もうやめてください」という程のひどいものでした。
心療内科をまた変更、今度は良く話を聴いてくれる先生で安心
母が変えた心療内科も、またひどい先生でした。
私は、もう私が何とかしなくてはと思い、パート先の先生(お医者さん)に母の病状を説明し、近隣の評判の良い心療内科の先生を紹介してもらいました。
そこの心療内科の先生は、色々な視点から問診してくれました。
めまいと吐き気の原因が、他の疾患からきているものではないか。
メニエール病ではないか。
脳からくるものでないか。
認知症ではないか。
1時間くらいかけて、丁寧に診察してくれました。
その結果、うつ病ではない、と診断されました。
自律神経失調症の乱れによる体調不良。
あえて診断名を言うとしたら「不安神経症」
というか、あれだけ原因不明で体調悪かったら、誰でも不安になると思いますけど。
その先生に、薬が合わないからやめたいと言ったところ「やめていい」と言われほっと安心しました。
以前、大量というか複数の薬を飲んでいて、突然医者を変えて薬をやめたのでその離脱症状で体調が悪いのですか?と質問したところ、「種類は飲んでいるけど、大量じゃないから離脱ではないです」と言っていました。
でも、イフェクサーとサインバルタの副作用があまりにも悲惨だったし母には全く合っていなかったので実際は離脱もあったと思います。
SNRI系の薬は、合わせて3週間しか飲んでいないのに、体調の破壊力が半端なかったです・・・。やめた後も、なかなか抜けませんでした。
もう薬は副作用が怖いし、出来れば飲みたくないとお願いしたところ、薬は1種類になりました。
メイラックスという抗不安薬で、抗不安作用がゆっくり長く効くという薬です。
この薬では、特に目立った副作用はなく夜もよく眠れるようになりました。
薬の効果というか、先生が話を良く聴いてくれて安心した、という気持ちの問題かもしれません。
医者も薬も変えて、少し安心しましたが・・・。
そうは問屋がおろしません・・・。
母の症状は、薬の副作用はなくなってきたものの、離脱と思われる症状あり。
そして、肝心のめまいとふらつき、悪心が回復しないのでした。
まだ、「慢性上咽頭炎」にたどり着きませんね・・・。
長くなるので、次回に続きます。
引っ張ってすいません!!