今日は東京でも大雪の予報が出ています。
私が住む地域では、すでに雪が降り積もり大変なことになってます。
ワーママ時代は、雪が降ると大変だったことを思い出します。
職場では、雪が降っても始業時間に職場にいることは当たり前。
来られない人は、仕事の意識が低いとの烙印を押されます。
当然、子どもがいようがいまいが関係なし。
雪の予報が出た前日に、義両親の家にお泊りして娘を置いて、歩いて職場まで行きました。(保育園にも連れていけず)
バスに乗っても、つかないし、大体バスも来ないし。雪道を2時間かけて、職場まで辿りついて、「これ、なんの修行?」って自分にツッコミいれてました。
働いている人は、みんな苦労して職場に通ってます。がんばってます。
私も、かつては、がんばっていました。
今もがんばってるけど、がんばり方が変化しました。
がんばりの「もと」をとろうとしていた
私は、小学校5年生から塾に通っていました。塾の費用は、母がパート代で払っていました。高校、大学は私立でした。高校の学費は母が払い、大学は父が学資ローンで払っていたようです。就職してからは、研修やら試験やらで勉強が続きました。別に試験なんて受けなきゃいいんだけど、受からないと昇格できないし、同期に負けたくなかったので、遊ぶ時間を削り勉強していました。
これだけ、父と母にお金を出してもらって、自分も努力してきたのだから、仕事を辞めることは、もったいなくて悔しかったです。戦線離脱した負け組のような気がしてならなかったです。今までの経験とか、がんばりを無駄にしたくなかった。
だから、退職した後も苦しくて、次も自分の経験が生かせるところに就職したいし、妥協したくなかったんです。
他人からの評価が全てだった
総合職だったので、他人からの評価(総合職のくせに、仕事できないよね?)とか思われたくなくて、努力してました。自分が、この仕事が大好きでがんばっていたというよりも、他人からよく思われたい自己顕示欲のためにがんばっていたように思います。
専業主婦になって、気持ちが楽になった
専業主婦になって、しばらくは解放感に満ち溢れてました。でも、徐々に後悔する気持ちが湧いてきて、ワーママ時代がキラキラしているものに思えてきました。
後悔する気持ちを引きずりながらも、専業主婦として自分は何が出来るのか、どんなことをやりたいのか、何が好きなのか、模索する日々でした。
そのために色々調べたり、挑戦してみたり、掘り下げて考えてみました。何度も紹介していますが、このブログも挑戦の1つです。(ブログはやって本当に良かった!!)
そして、迷いながらも私の最終的な想いは
「もう、あの世界には戻りたくない」
ということでした。
今まで、ずっと「がんばらなきゃいけない」と思ってました。我慢してでも、がんばることがいいことだと。でも、それは私の思いこみでした。
お金がなくても、他人からの評価がなくても、私も周りの大切な人も幸せだったらいいじゃない!
自分自身を人に決めさせてはいけない
「人からどう見られたいか」ではなく、 「じぶんがどうありたいか」
最近、やっとそう思えてきました。かつての自分はそんなこと、考えたこともなかったです。年齢を重ねたこともあるのでしょうが、もし、まだワーママとしてバリバリ働いていたら、他人の目を気にしていたと思います。
専業主婦で今までの経験を無駄にしたくない、と思っていました。でも・・・
がんばってきたから、今の自分がある。素直にそう思えるようになりました。
むしろ、仕事を辞めて自分の納得する気持ちに出会えて良かったです。
これから娘が大きくなって、また働けるようになっても忘れたくない大切な気持ちです。
人生を楽しむ自分を許してあげたい。目覚めた朝が、憂鬱なものでないように。