昨日は、学校の授業参観と懇談会、そして怒涛のPTA役員決めでした。
この時期は、どこの学校でもPTA役員決めで戦々恐々としているように思います(個人の見解ですが)
幼稚園の時は、わりと役員を希望してやってくれる人はいました。
専業主婦が多いし、ママ友を積極的に作りたい人が多いからでしょうか。
ところが、小学校に入ると、働き出す人も多いので「出来ればやりたくない」人が大多数になります。
でも、少子化の影響で子どもの絶対的人数が少ないため、ほとんどの保護者が何かしらの役をやることになります。
何かしらやるのは避けられないとしたら、なるべく負担のない役をやりたい。
そして、できれば低学年のうちに役員を済ませてしまいたい。
そんな、保護者たちの想いが交錯するPTA役員決め・・・
昨日もひと悶着ありました。
一番大変な「総務部」決めで事件は起こった
PTA役員の中で一番大変であるといわれる「総務部」
全ての役員を統括する部署?何を主な仕事をしているのか、イマイチ分からないけれど
、何かの行事の時には必ず、駆り出されています。(なぜか全員そろいのピンクのTシャツを着ている)
何をやるかイマイチ分からないけど、とにかくすごく大変な役、という感じで誰もやりたがりません。
任期は2年で、去年1年生の時に決まったのですが、2年生で転出した人が何名かいて、2年生の保護者の中から新たに2名選出されることになりました。
当然、立候補はいないので、恒例のくじ引きで選出することになりました。
2年生は3クラスなので、クラスで一人選出して、その中からジャンケンで二人にしぼるという、本人の運が試される選出方法です。
もう神に祈るしかありません。
くじを引いた総務部の人が「20番!(出席番号)〇〇さん、お願いします」
と読み上げた瞬間。
読み上げられた保護者(母親)が、「え~!!私は20番じゃありません!!」
と、総務部の人に食ってかかっていました。
どうやら、彼女の言い分は、名前は合っているけど出席番号が間違っている(総務部の人が間違えた)ので自分は当選していない、とのこと。
けっこう無茶苦茶な言いがかりですが、しばらく総務部の人と揉めていました。
しばらくしてから、彼女は諦めたらしく、ジャンケンに参加して、見事に総務部に当選してしまいました。(ジャンケンに負けた)
その後も大声で「こんなのおかしい」と、知人に文句を言っていました。
気持ちは分かるし、やりたくないのも分かります。
この人にはあまり関わりたくないな、と思いました。
この問答無用な「総務部役員決め」
働いていようが、赤ちゃんがいようが、全く関係なし。
個人の事情は全く考慮されません。
子どもがいても働けという時代に全くそぐわないシステムだと思います。
同じクラスの働いているお母さんが総務部になっていました。
仕事していたら、無理だと思うのですが、どうするのでしょうか・・・。
低学年のうちに役員を済ませたい保護者たち
6年間のうち、一度は役員をやらなきゃいけないシステムになっています。
高学年になる頃には、役をやっていない人がほとんどいない状況になるので、高学年になって不本意な役をやらされたくない保護者は、低学年のうちに役を済ませてしまおうと考えます。
高学年になったら、仕事をもっとできるようになるかも…と考え、私も早くに役を済ませようと考えました。
ちょうど、同じ幼稚園だった知り合いのお母さんが一緒に役をやろうと誘ってきたので、立候補することにしました。
ところが、そんな風に考える保護者はたくさんいたらしく、総務部とはうってかわり役員の取り合いとなってしまいました…。
またしても、ジャンケン大会が始まりましたが、なんと私に運の女神が微笑み、ジャンケンに勝利、無事にお目当ての役につくことができました。
この1年はPTA役員として、地味に忙しい年になりそうです。
以上、PTA役員決めの人間模様でした。
役員決めの、保護者同士の駆け引きがすごいです。
このシステム、今の時代に合わないと思いますが、誰も疑問に思わないんですかね…。有無を言わさない圧力感、それがPTA。ナゾです。