以前勤めていた職場の同期から突然LINEが来ました。
「お久しぶりです!突然ですが、本日、無事に男の子を出産しました」
彼女とは新人の時からの同期で、私と同じように職場の人と結婚し女の子がひとりいました。
つまり、二人目の出産報告です。(妊娠していたことも知らなかった)
二人目の出産報告なんて、もう慣れっこで、最近はモヤモヤすることもなかったんだけど…
今回はモヤモヤして、かなり落ち込んでしまいました。なぜかというと…
彼女と自分の環境を比べてしまったからだと思います。
私は仕事を辞めて専業主婦になりました。
でも、それは私の希望ではありませんでした。
できれば、続けたかったけど、色々な兼ね合いできなかったのです。
1年ぐらい前(私は退職してた)、同期と会う機会がありました。その中に彼女もいました。
彼女は、娘を保育園に入れて働いていました。
彼女も入庫した時には総合職だったのですが、不育症で流産を繰り返していたことと、妊娠中はつわりが酷くてほとんど仕事に来ていなかったことから、一般職に変わっていました。
私の娘が3歳の時は、時短勤務が3歳までだったので、3歳過ぎてからはフルタイムで必死に働いていました。
ですが、彼女の娘が3歳になったときは小学生過ぎてもなんらかの理由があれば時短勤務できるように制度が変わっていたのです。
ちなみに、私が退職した時にもあったみたいですが誰も使ってませんでした。
1年前、彼女は時短勤務制度を利用し一般職となり仕事を続けていたのです。
そんな彼女が私に言いました。
「働いてるお母さんの方がかっこいいじゃん」
私、好きで仕事やめたわけじゃないのに…
望んで専業主婦になったんじゃないのに…
なんてこと言うんだろう。
それ以来、なんとなく連絡しなくなりました。
彼女が悪気がなくて、言ったのは分かってます。
もしかしたら、彼女も色々なことを犠牲にして働いていて、専業主婦になりたかったのかもしれません。
でも、私の彼女に対する不信感が大きくなってしまいました。
彼女は不育症で、私が娘を妊娠していた時に4ヶ月で流産しました。
それ以後、何度も流産を繰り返して、無事に女の子が産まれた時はホントに良かったなぁ、と思いました。
ツラいことがたくさんあった人だから、二人目も心から喜んで祝福してあげたいけど…
でも、考えてしまうのです。
私は持病で二人目もキャリアも諦めた、ただの専業主婦。
彼女は頑張って不育症を乗り越え二人目を出産。
育休も時短制度も使いたおして、仕事も継続。かっこいい働くママ。
自分には欲しくても得られなかったものを、彼女は持ってる。
私は頑張れない人生の落伍者。
どっちが幸せかどうかなんて、分からない。それぞれ大変。
自分の置かれた環境よりも、どう生きるかの方が大切。
分かってる。でも…グラグラで心は真っ黒です…
ダメですね。
こんな日は、衝動買いでもします。(実際しました。)
ブラックな文を読んでくださりありがとうございました。